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「日常と映画の関係」で記事にする前のおぼえがき的映画第一印象メモ。


by callingu2
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海でのはなし。

うーん。

映画としては、正直きつい。


学生の習作みたいだなあ、と。

出演者が異様に豪華であることを除けば。



どうやら、もともとWEBムービーだったらしく。

だとすると納得。

WEBムービーっぽいもん。すごく。



脚本に、大きすぎる矛盾があって、

その違和感がぬぐえず、しらけてしまう。

そのことに書いている本人が気づいていないわけないと思うので、

たぶん、いろんな大人の事情でそうなったんだろうと慮る。



これは、映画じゃないから。

クリエイターが作りたいものを作ったんじゃなく、

クライアントが求めるものを作ったんだろうと。



大宮エリー。

面識はないものの同級生なんで、他人と思えないんだけど、

この作品は彼女のカラーじゃない気もするし、

意外と彼女、イイ人なんだろうなって。


我を通すより、みんなのこと考えちゃう人なんだろうな、って。


なんとなく、彼女の作品を見てて思う。



でも、映画はやっぱり、製作者の強烈な「我」が必要かもしれない。

そういうものしか、心を動かせないと思う。


だから、これは、やっぱり映画じゃないと思う。



あと、スピッツの曲も、使い方がちょっと変。

中途半端でとってつけたみたい。



でも、アリストテレスや物理学の話。

いくつかのエピソードには、理系な彼女が垣間見えたよ。
by callingu2 | 2008-08-04 10:38 | ラブストーリー