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「日常と映画の関係」で記事にする前のおぼえがき的映画第一印象メモ。


by callingu2
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カテゴリ:ドラマ( 29 )

色即ぜねれいしょん

「フラガール」「スウィングガールズ」は、集団がんばる系青春ガールズムービー。
「ウォーターボーイズ」はそのボーイズバージョン。

とすると、「色即ぜねれいしょん」はそういう系かというと、
実際のところ、そういう系じゃない。

もっとだめだめで、もっとアホアホで、もっと露骨で、もっとリアルで、
だけど適度にオブラートされている、
ポップなアホ男子ムービー。

私は、これこそがホントの意味での「ボーイズムービー」なんじゃないかなと。

たとえば、少年漫画というのは、あくまで少年の理想であって
少年の現実ではない。
少女漫画も同じく、少女の理想であって、少女の現実ではない。

少年漫画にも少女漫画にもリアルはない。
しかし、一方で、少年とは少女とはこういうものに憧れるものだという、
一歩引いた視点からの現実がある。

その人が憧れるものが何かが分かると、
その人がどんな人かはかなり分かる。

そういう意味でのリアリティ。

「ウォーターボーイズ」が少年漫画的な世界だとすると、
「色即ぜねれいしょん」は少年漫画的世界に憧れる少年の世界。

だから、女子はそれをせせら笑い、
男子はそれにノスタルジックな癒しを得るんだと思う。

ちなみに、同じ方向性から観た、私的ガールズムービーは「ストロベリーショートケイクス」。

男子はそれに恐れおののき、
女子はそれにカタルシス的な癒しを得るんだと思う。

「色即ぜねれいしょん」と「ストロベリーショートケイクス」というのは、
かたやアホムービーで、かたやシリアスムービーなんだけど、
なんとなくそれこそが、男女の違いというか、
幸でも不幸でもある、切ない関係性というか、
そういうものだと思うわけです。
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by callingu2 | 2009-12-16 23:40 | ドラマ
アカデミー受賞作ということで前評判MAXな中、観ました!

よかった!期待を裏切らない!

子どもたちの活き活きとした表情が最高。
とてもシリアスな状況においても、明るく元気でたくましく、
音楽も映像もPOPで気持ちがいい。

このテンポは、トレイン・スポッティングのダニー・ボイルって感じ。

舞台は色彩鮮やかなインドで、これがイイ!

運命を紐解く、サスペンスな部分と、
インドが抱える貧困や犯罪を切り取る社会派の部分、
クイズ$ミリオネアという、世界中の誰もに身近なモチーフ。

どんどん見入っちゃいます。

次、どうなるの?どうなるの?という興奮や、
登場人物たちに感情移入していくプロセスの心地よさ。

仲良しの兄弟がぼたんをかけちがえて行く過程が切なかった。

ハッピーエンドで、爽やかに元気になる。

これ、各国版でいろいろ作ってほしいモチーフだなあ!



日常と映画の関係でも記事にしました。
It's Dramatic-スラムドッグ$ミリオネア-
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by callingu2 | 2009-06-01 00:17 | ドラマ
地上波にて。

原作を読み、単発ドラマで観て、最後に映画を観ました。

映画が一番良かったな。
結構、泣けちゃいました。

樹木希林の、とぼけて、おどけて、柔和なお母さんは、
うちのお母さんにも似ていました。
きっと、誰のお母さんにも似ているでしょう。

私はお母さんが大好き。
それは、よく言う、「友達親子」とか「姉妹みたいな親子」というのではなく、
ただ純粋に、親として大好き。

母には何でも話せるわけではないし、何でも頼れるわけではない。

こういう感覚の愛情というのは、本当に、いつ、どこで生まれたのか、
生まれたときからなのか、育っていく過程の中でなのか、
もう分からないけど、
でも、確かに、それは大事な大事な気持ちで。

もちろん、父も、祖母も、弟も、私にとっては、同じような愛情の対象で。

GW、ずっと実家に帰っていて、
ちょうど東京に帰ってきた夜に、この映画を観た。

実家で、母や祖母のそばにいると、
無駄に「おかあさん」「おばあちゃん」と呼んでしまう。

本当は、もうこんな年になると、
自分自身の家族をもって、愛情の矛先をまた別のところにも作っているべきなのかもしれないけど、
それができていない私は、
近頃は、一段と家族が恋しくなっている。

歯がゆくて、切なくて、やりきれない。
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by callingu2 | 2009-05-09 10:13 | ドラマ
90年代半ばに公開された映画だが、私は知らなかった。
この映画を観て人生を変えたという人の話を聞いて、DISCUSで借りた。

主演のショーン・アスティンは、
ロード・オブ・ザ・リングのサム役だったり、
「24」でもヘタレエリート上司役だったり、
地味だが面白い役をやっている人。

ていうか、サムとあのヘタレ上司が同一人物だったとは。

本作は、大学アメフトの映画ということで、
日本人にはなじみの薄いテーマ。

といっても、メインはアメフトというより、とある青年が夢を追って努力する青春ドラマで
スポーツスポーツしているわけではない。

ちなみに、実話が元になっているんだそうだ。

この青年、アメフトの才能がない。
そもそも体格がよくない。

それどころか、大学に入学できる学力がなく、
親には通学させる経済力がない。

子どものころから、名門ノートルダム大学のアメフト部でプレーするのが夢だったルディが
一度は夢を諦めて製鉄所で働くという道を選ぶものの、
親友の事故死をきっかけに、もう一度と決心して仕事を辞め、
猛勉強して大学に入学し、さらにアメフト部で万年補欠をやりながら努力し続けるという・・・

こう書いてしまうと、ものすごい根性モノという感じなのだけど、
作品自体は、嫌味がない。
あまり大げさな感じがなく、淡々と描かれている。

試験に何度もすべってしまったり、
到底レギュラーになんてなれなかったり。

でも、もう、意志のパワーだけで、彼は努力をやめない。

意地になっても、なんであっても、
夢を実現するために、なにがあっても絶対に必要なことは、
やめないこと、続けること、諦めないこと。

周囲からは、心ないことを言われ、
時に、愛する者が去ったり、不安に押しつぶされそうになったりする。

器用じゃない。
うまい生き方じゃない。

でも、最後に彼は夢を実現するし、
その軌跡が、周囲の心を揺さぶる。

もうだいぶ前だけれど、私がブログに「信じるというゲーム」という詩のことを書いたことがあって、
http://escargot1.exblog.jp/1034217/
そのことを思い出した。

この映画を観て人生を変えたという人は、
それをきっかけにすごく努力して、この映画の舞台である大学に入学した。

時に、映画には、そんな力が本当にあるんだなあ。
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by callingu2 | 2009-04-28 00:02 | ドラマ

めがね

またもやまたもや。

お腹がすく映画です。

なんだ、「かもめ食堂」与論島バージョンじゃんと言えば、
まあ、そうなんだけど。

どっちもね、食べ物が大事なんです。

人は、食べることと寝ること、それがしっかりできれば健やかだ、という。

きもちよく食べているところと、きもちよく寝ているところが
穏やかな本能を刺激してくれます。

小林聡美は、かの三谷幸喜の奥さんですが、
彼の作品に出てる印象ないな~(「やっぱり猫が好き」以外)と
思ったんだけど、調べてみたら

「竜馬の妻とその夫と愛人」

に出てたのね。

おりょうの妹役「きみえ」で。
ほとんどチョイ役だと思いますが。
ていうか、「きみえ」って、「やっぱり猫が好き」の役名。

なんてことは、さておき。

「めがね」は、いいですね。
とっても。

もう「かもめ食堂」で十分分かってるんだけど、いいですね。

ゆったりした気持ちになるし、
なんにもしないで、ただ黄昏る、そういう旅に出たくなりますね。
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by callingu2 | 2009-03-09 11:39 | ドラマ
なかなか楽しい。

ポップな感じ。少しなぞめいた感じも。

内田有紀は何か吹っ切れた感じがあり、蒼井優はやはりうまく、
大竹しのぶの痛キャラも面白く。

松尾スズキの原作・脚本・監督作品ということで、
大人計画の面々。

クドカンとか、宍戸美和公とか平岩紙とか。

それにしても、舞台系の役者って、なんでこんな無茶苦茶な芸名なんだろうね。

伊勢志摩って・・・みたいな。

それから、ハリセンボンも出てた。

箕輪はるかが笑えるキャラ。

全体的にキャスティングが面白く、テンポもよく、随所にナンセンスな笑いがあり、
ちょっとしたミステリーにもなっていて、なかなか楽しめた。

夜更かしして観るのにいい作品だね、これは。
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by callingu2 | 2008-12-16 10:32 | ドラマ

オリヲン座からの招待状

オリオンじゃなくてオリヲンでしたね。ここ、重要(?)

なんというかね、「映画俳優」っていう言葉を思い浮かべましたよ。

加瀬亮も宮沢りえも、映画俳優という言葉がふさわしい。

日本の芸能界は、テレビに出てる人が映画にも舞台にも出るという構図で、
だからちょっと、全体が安っぽい感じってあるんだけど、
でも、中には「映画俳優」って呼べる人たちがいて、
その人たちには特別な存在感やオーラみたいなものが、
あるのかできるのか、ないといけないのか、あるような気がするのか分からないが、
とにかく、なんかしら、あるわけです。

まあ、二人とも、CMにはよく出てるけどね。

でも、CMも、こう、ほんとに、いいやつに出てるよね。

最近、新しいサントリーオールドのCMに、加瀬亮がすっごいいい役で出てて、
あー、やっぱりね、これは加瀬亮しかないよねって。思ったもん。

というか、娘が一人暮らしの父親のもとに婚約者を連れてきたみたいな話なんだけど、
テレビつけたら、そのCMの途中で、
「嫌なやつだったら殴ってやったのにな」
って父親が娘と二人きりのときに言ってるシーンだったんだけど、
それで、あ、このあと婚約者が出てくるなって思って、
その婚約者って加瀬亮でしょ!って、思った次の瞬間、加瀬亮登場ですよ。
(実際のCMは頭から出ているらしい。まだ一回しか見てないCMなのにこの印象残りっぷり!)

と、話をオリヲンに戻すわけですが。

加瀬亮と、宮沢りえが、とても美しくはかない世界観を作り上げている作品でした、と。

でも、そこはかとなくチープな部分が多く、映画そのものとしては
やや見ごたえに欠けるかな、と。
脚本的にも、映像的にも、演出的にも。
特に、現代のシーンがとってつけたような感じ・・・。

渡月橋のシーンと、宮沢りえが自転車で落葉の中を走るシーンが切なくてきれいだった。
あと、蛍もね。よかった。

この映画は、日常と映画の関係の記事にします。
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by callingu2 | 2008-10-02 10:19 | ドラマ

ガープの世界

文学作品の映画化、という感じがする。

ロビン・ウィリアムスって、コミカルなんだけど、ちょっと狂気があるのよね。なんだか。

考えれば、そんな役が多い気がしません?

いまを生きる、フック、フィッシャー・キング、トイズ、
ジュマンジ、奇蹟の輝き、ストーカー、ナイト・ミュージアム・・・

ほら、どこかエキセントリックで現実感のない存在ばかり。。。

という俳優の映画出演初期の作品です、「ガープの世界」。

そしてまた、グレン・クローズという、これまた狂気キャラの人。

「ガープの世界」は、決してクレイジーな物語ではないが、
そこはかとなくクレイジーに浸されている。

ディティールにしても、物語の大きな節目にしても、
少々、グロテスクなテイストが。

セックスにまつわるエトセトラ。
不義や殺人。
エキセントリックなフェミニズム。

久々に、アメリカ的な作品を観た、という気がした。
アメリカの文学作品的な。
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by callingu2 | 2008-09-30 00:51 | ドラマ

幸せのレシピ

オチは読めてしまうけれど、タイトルどおり幸せな気持ちになる、やさしい映画。

料理も美味しそう。


それにしても、キャサリン・ゼタ・ジョーンズは、圧倒的に美しいね。

あんなに美しく生まれちゃったら、この世のものなんでも手に入っちゃいそうだなあ。

でも、旦那はマイケル・ダグラスなんだなあ。

ふうむう。
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by callingu2 | 2008-07-29 23:34 | ドラマ

インストール

綿谷りさ原作、片岡K監督、ということで。

片岡Kというのは、昔、「文学ト云フ事」という、
純文学の予告編を映像化するという深夜番組があって、
その演出をしてた人なんですねえ。

私、この「文学ト云フ事」が好きで、
それが理由で、この「インストール」も観てみました。

「文学ト云フ事」で、よく主演を務めていたのが
緒川たまきと井出薫。

私は当時、この井出薫という当時人気が出始めていたアイドルに似てると
よく言われました。
年も1コ違いだし。

それが、若干ハタチの井出薫は片岡Kと結婚して
あっちゅうまに芸能界を引退してしまったのです。
んなわけで、いまや幻のアイドル扱いです。

ですが、「インストール」には、実は井出薫が出演してます。
ちょこっと。
妖しい人妻役で。

まあ、映画としては、

うーん、

あまっちょろい感じかな。

上戸彩が下手だから?
何やっても漫画っぽいから?


なんかねー、特に感じるものはなく。


神木隆之介君はかわいいけどね。
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by callingu2 | 2008-07-20 23:52 | ドラマ