「日常と映画の関係」で記事にする前のおぼえがき的映画第一印象メモ。


by callingu2
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カテゴリ:サスペンス( 12 )

となり町戦争

たぶん、これの感想書いてなかったよね。

原田知世を久々に見た感じで、
でも、なんか、素敵だなーと思った。

もう40歳近いようなんだけど、まったくそう見えない。
透明感があって、気品があって、少女のようで。

あー、ああいうふうになれたらいいなあ。

私とはキャラがかけ離れてるか・・・

江口洋介も好きなの。
彼が20代だったころは全然好きじゃなかったけど、
今の彼は、落ち着きとやわらかさと、ピュアさと力強さが宿った感じ。
とてもよい。

という、魅力的なアラフォー二人が主役の映画。

低予算で作られたんだろうなーと思う、手作り感あり。
なんとなーく背景がチャチなのね。
登場人物も少ないし。

タイトルが「となり町戦争」。
小説の映画化だけど、「戦争」という響きと、映像のギャップが激しい。

これがまた、小説及び映画のテーマなんだけど。

淡々とした日常の背景に、生死がからむ戦争。しかも、となり町と。

理不尽さ極まる、一種のホラー。

無機質なムードに、原田知世のようなサイボーグっぽいビジュアルが、
とてもはまってた気がします。

映画としては、まー、それほど面白くもなかった。
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by callingu2 | 2010-01-15 01:05 | サスペンス

レインフォール

どう考えても、それ、面白くないでしょ。と最初から分かっている映画なのに。
それなのに、観てしまいました。

映画関係の仕事をしている友人に、半額券あるからと誘われ、
「勉強のため」とか言って。

友人は、この映画を観る前に、「レッドクリフPart2」を観てきたそうです。

私もそれがよかったー!!!そっちがよかったー!!!

ていうか、「スラムドック&ミリオネア」が観たい!!!!


なのに、天気のよい土曜日に、「レインフォール」ですよ。有楽町にて。

4月25日に公開されたばかりだそうですが、既に館内ガラ隙き。
GWとは思えません。


椎名桔平と長谷川京子にゲイリー・オールドマン。

狙ったのは、「ボーン・アイデンティティー」と「ブラックレイン」を足して2で割った方向性でしょう。
あくまでも、「狙ったのは」ね。

狙ってはずしてますけど。もちろん。

CIA、警視庁、ヤクザ入り乱れるサスペンス。
くらーいTOKYOと、無意味に挿入されるNYCと。

サスペンスなのに、ほとんど台詞で説明してしまう、ダラダラさかげん。
ステレオタイプなキャラクターたち。

イメージショット的無駄な映像。

プロットが違和感だらけで、もうとにかく全然面白くない。

Time is Moneyだよー

なんでこんなの観ちゃったんだか。
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by callingu2 | 2009-05-10 16:40 | サスペンス
「チームバチスタの栄光」の続編ですが、その映画は観てません。
ドラマで観ましたが、結構面白かった。

映画のほうはいまいちっぽい話も聞いてたけど、よくわからない。

前作を見てないのに続編を見るというのは、私からするとごく珍しいパターンなんだけど
なんで観たかっていうと、単に

堺雅人が出てるから、

というミーハーな感じ。

あと、一緒に見に行く人の雰囲気やスケジュールや、諸々のシチュエーションを踏まえると、
重すぎず軽すぎずラブストーリーではなくマニアックでない、ポピュラーな邦画がよい気がしたんです。

だいたい私は、そうやって見に行く映画を決めます。

その週公開だった「ワルキューレ」は重いし、長いし、なんかね、
その後の会話が堅い感じになりそうじゃん?

「ジェネラル・ルージュ」くらいが、誰かと行く1stムービーにはちょうどいいですよ。
感想が「面白かったね」くらいで終わる程度の映画が。

で、実際、なかなか面白かったですよ。

前回は技術的な話がトリックになった医療サスペンスだけど、
今回は医療に関わる諸問題を背景にしたサスペンス。
医療技術そのものは、あんまり関係がない。

最近流行のドクターヘリとか、病床数の問題、大学病院の縦割り組織、
医師不足、救急医療センターの体制・・・などなど。

野戦病院かのごとき緊迫感のある緊急医療シーンや
裁判もののような倫理委員会でのやりとり、
ドキドキする見せ場があって、
あー、今、私の心拍数あがってるなーって思う。

それに加えて、阿部寛と竹内結子のやりとりが笑える。
極端な阿部ちゃん、情けなすぎる竹内。

そして、堺雅人は、堺雅人らしさの際たる一面を見事発揮。
少しエキセントリックで、少しイカれてて、
何かたくらんでそうで、だけど力が抜けている、
そういうキャラクタを熱演。

本当に、素晴らしい役者です。

とっても面白かったんだけど、
最後のラブストーリーは余計。
それ、明らかに変だろ。

せめて、女子から告白させろよ。
ジェネラルはそういうキャラじゃないでしょ。うん。
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by callingu2 | 2009-03-26 17:46 | サスペンス

HERO

お正月に(テレビで)観た映画、もう一個忘れてた。

そうそう、「HERO」!
キムタクの「HERO」ですわ!

仲良くハハと観ました。

この映画を見せるために、年末にHEROを一気に再放送してましたね。
それも半分くらい見つつ。

ドラマは、もう随分前なのだなあとびっくり。
時が経つのは早いものです。

キムタクが好きかというと、そうでもない。
「あすなろ白書」をピークに下降線。

なにやってもキムタクはキムタク。
でも、たぶん、あの人はスターなんだろうと思う。
何かにつけて器用すぎる。
特別な何かをもってるんでしょうね。きっと。

一生、キムタクはキムタクのままいてくれ。

キムタク、フォーエバー。

ということで、「HERO」。

内容は所詮2時間ドラマレベルのもので、
映画にした意味は、単なる金儲けにすぎないでしょう。
タモリが登場するなんていうのは、話題をさらう要素ですけれど。

あ、あと、イ・ビョンホン。

かっこいいよね。イ・ビョンホン。

はじめてみたとき、なんじゃこのゴリラ顔はと思ったけど、
見慣れてくると、なんだかとってもいい男。

声もいいよね。
キムタクの5000倍くらい、いいよね。

イ・ビョンホンの映画って、全然観たことないけど。
(今度見てみよう)

で、話を戻す。

もともとドラマが、とても面白かったので、単純にこの映画も面白いんだけど、
それでもやっぱり、2時間ドラマの域です。

あ、話戻しすぎた?

いや。これでいいのです。

だって、それに尽きるのだから。
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by callingu2 | 2009-01-22 00:51 | サスペンス

L change the WorLd

最近、テレビでばっか映画見てるだろーとばれそうですが、
実際、そうなのです。

月に1~2本、人に誘われて劇場で新作(大作)を観ることはあるのだけど、
DVDを借りることが少ない。

だって、他のことで忙しいんだもん。

だけど、「20世紀少年 第2章」と「007」と「ベンジャミン・バトン」は観に行くよ。
うんうん。いくいく。

さて。

先日、地上波でやっていた「L change the WorLd」。


まず、タイトルにひっかかるよね。

「L」がタイトルで「change the WorLd」が副題だと認識していますが、
これで正しい?

これが一続きの文章だとしたら、
「change」が「changes」か「changed」にならないと変だもんね。

だけど、「c」は小文字なんだーとか。

まあ、ええけど。そんなん。



そして。

「うわー、やってもとるなー」と思ったのが、オープニング。

放送が始まって1分くらいから見始めたんだけど・・・

熱帯地方の村。エボラっぽい顔のブツブツ。どんどん人が死ぬ。
という光景を見て、
「なぜアウトブレイクがやってるの?」
と一瞬思い、
「でも、東南アジアっぽいな。(アウトブレイクはアフリカ)しかも、映像が完璧にちゃちい」
と違和感を感じ、
「ははーん、さてはパクリか」
と勘づき、
「で、この後、村を爆撃しちゃうとか?」
と予感したら、

はい、デジャブ。

どかーんと爆撃機で爆弾投下。まったく同じ。

すげー。よくぞここまでぱくれるな。
映画全体の安っぽさを、オープニングでここまで露呈してしまうとは!!

と、すっかり興ざめしつつ、
でも観ました。

「L change the worLd」

松山ケンイチは面白いよね。
うまいと思うし、魅力的。

だけどまあ、それに尽きる映画で。

話はもう無茶苦茶。
テロリストたちのやってることと、世間の暢気さとのギャップが大きすぎ。
なぜかショッカーが幼稚園のバスを襲っちゃうのと同レベル。
全然リアリティがナーイ。

もちろん、「デスノート」もリアリティなんてカケラもなかったが、
あれは、「謎解き」というか「パズルのような頭脳戦」という要素があって、
それが面白いからそれでよかった。

そもそも、設定がファンタジーなんだから、
最初からそのつもりで観ていられる。

でも、この「L」は、ファンタジーの要素がなくなってしまっているので、
Lというキャラクターの存在以外は、
小学生レベルが思いついてしまう筋書きの
どっかで見たことがありそうな安っぽいサスペンス&パニックって感じで

とにかくまー、おもんない。

いちおう、最後まで観たけど。

松山ケンイチの「L」をもう一回出したかったのよね。
ただそれだけよね。
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by callingu2 | 2009-01-21 10:22 | サスペンス
ボーンシリーズっていいなあ、って思うのですよ。

アクションなんだけど、知的で、影があって。

映像の質感がいい。

全体に灰色がかっていて、いつも曇ってる感じ。

ヨーロッパの暗い暗い空。

無国籍感というか、国際的に飛び回る感じもいいよね。

たとえば、007やミッションインポシブルも同様に、ワールドワイドな感覚があるけど
それらが基本明るいっていうか、アホっぽいというか、エンタメっぽいというか、
そういうトーンであるのとはまた違った、
くらーさがあってね。

主人公はあんまりしゃべらないしね。笑いもしない。

女にもてまくったりもしない。
色気少なくストイック。

お色気美女も出てこないしね。

本作ヒロインのジュリア・スタイルズとか、どう見ても美人じゃない。
デボン青木かと思った。
ボンドガールにはまずなれないでしょう。

まあ、あんくらいの方がリアルってもんだけど。
マット・デイモンとのバランスもとれてるような。

ああ、そういう意味では、全体的に
ボーンシリーズって、マット・デイモンのはまり役なのかもね。
寡黙で、知的で、タフで、そいでもって、地味。
マット以外に、これをやる役者がいたかと考えても、
なかなか思い当たらない。

なるほど。

アクションシーンは、タンジールの狭い路地を使ったところとか面白かった。
イスラムの街は迷路みたいで、物語が生まれやすい。
このへんは、007を観てる気分になったけど。

今回、3部作の完結編ということで、ボーンの正体や過去が判明するんだけど、
それ自体は、ちょっと弱かったかなという印象。

胸に来る感じはない。

どうしてボーンが記憶を失う決意をしたのかとか、
失う以前の生活はどんなだったのかとか、
そういうのがよく分からないままだった。

切なさが足りないかなあ。

でも、もう続編は作らなくていいよ。
これで、完結にしよ。
十分、面白かったから。
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by callingu2 | 2008-12-16 10:56 | サスペンス
福山雅治はかっこいい。

誰がなんといおうとかっこいい。というか美しい。

一切癖のない、つるんとしたあっさり顔だが、
ああいうのがとにかく万人に受ける。

その、福山雅治主演ドラマ「ガリレオ」劇場版。

とはいえ、ドラマがスタートした直後から映画の話は出ていたので、
そもそも、「ガリレオ」の映像化は映画ありきの企画だったわけなのですが。

原作が、ガリレオシリーズの中でも最高傑作と言われている「容疑者Xの献身」だしね。


といっても、私は東野圭吾の小説は「手紙」しか読んだことがなく、
全くストーリーを知らずに映画を観ました。


いやあ。東野圭吾、すごいね。

ものすごくよくできた原作だと思います。
とてもとても面白いサスペンス。

映像化にあたっては脚本も重要だと思うけど、とにかくストーリーがすばらしい。

観客全体を騙す鮮やかさ。
伏線も見事にはられ、まさに「実に面白い」。

福山はそれはもちろんかっこいいです。
でも、映画版に見ると、それほど福山が際立ってはいなかった。
(それがむしろよかった)

柴崎コウに至っては、ほとんど存在感がなかった。
(それがむしろよかった)

際立ったのは、もちろん、堤真一と松雪泰子。

特に、堤真一はすごい。
ものすごい巧い役者だね。彼は。

今回、みごとに落ちぶれた天才数学者&ストーカーもどきなんですが。

公衆電話から松雪に電話するシーン。
恋焦がれる女性から電話越しに「ありがとうございます。あなたのおかげです」と
感謝されたときの、えもいわれぬ表情。

顔の角度を変えぬまま鼻腔を膨らませ、笑顔とはとても言えない顔のゆがませ方をする。
非常に気持ちの悪い恍惚、といいますか。
イッちゃってるかんじ。

すごい。

東野圭吾の原作と堤真一の演技力。
あとはおまけで、「実に面白い」。
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by callingu2 | 2008-11-10 16:46 | サスペンス

オーシャンズ13

第3弾。

今回は、ジュリア・ロバーツもキャサリン・ゼタ・ジョーンズもいなかったけど、
13人いたんかいな?

したがって、女性の華が少ないですな。
まあ、べつにいいけど。

ソダーバーグ的スタイリッシュサスペンス。

ブラピにしてもマット・デイモンにしても大した活躍がなくて
ある意味で贅沢って言えばいいのか。

どうせ全部うまくいくってことだけは分かってるので
スリリングさはないし、およそ先が読める。

でも、ま、かっこいいからいいってことにするか。
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by callingu2 | 2008-07-16 00:20 | サスペンス

ラッキーナンバー7

原題は、Lucky Number Sleven。
このタイトルにはなにげにヒントが入っていたりして。

久々に観たサスペンス。
(あ、ディパーテッドもサスペンスか?)
実は、サスペンスっていうのが一番好きな映画ジャンルなんじゃないかと。
でも、当たりはずれも激しいのがこのジャンルの特徴。
したがって、私の見る目も厳しいよん。

で、本作は・・・・・・・・・・うーむ、まあ、可もなく不可もなくかな。

ブルース・ウィリス、ジョシュ・ハートネット、モーガン・フリーマン、スタンリー・トゥッチ、
結構豪華な配役だと思うけれど、
ルーシー・リューの存在が、なぜか、なぜなのかマニアックな印象を与える。

「カンパニー・マン」という、「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリが監督した
ややマニアックなサスペンス映画があるんだけど、
それにもルーシー・リューがちょこっと似たような役どころ(実際はだいぶ違う)で登場してて
その印象とかぶっちゃうからかもしれない。
そういえば、「カンパニー・マン」も「ラッキーナンバー7」も
ちょっとだけサイバーで無機質な映像が多いっていう共通点がある。

それにしても、あの、白人のアジア女性に対する妄想に近い執着はなんだろね?と思ったり。

ルーシー・リューのしゃべり方がやけに甘ったるかったり、
妙にgirlyなファッション(白シャツにベストにチェックのミニスカなんていうスクールガール風)してて
顔に似合わなかったり、
そういうのも、きっと、全部、白人の妄想だ。そうにちがいない!

私も、アメリカ行けばもてまくるかな?

まあ、それはいいとして。
映画の本筋で言うと。

後半30分もかけて種明かし。
前半にヒントが足りなすぎるように感じるのは、
伏線が少ないというより若干無理があるからじゃないかと。
登場人物たちの性格設定がはっきりしていないというか、不自然というか。
プロットの矛盾というより、人間心理の矛盾。かな。
そういうのは、なんていうか、サスペンスとして、映画として二流かなあ、と。

真相が分かったときに、「あー、だまされた!」とか
「あー、そういうことかー!」とか
そういう爽快感がほしいんだけど、
本作の場合、「それ、わざとわからんようにしてるやん」とか
「もしそういうオチなら、前の方の○○な態度は変でしょ」とか
根源的なツッコミを入れたくなる。

ドラマの「24」とかもそうなんだけど、
あれは連続テレビドラマだからある意味許されちゃってる気がして、
たった2時間の映画の中で、登場人物の性格が破綻してどうする、という気が。

テーマとしては、ちょっと「スリーパーズ」を思い出す感じもしたな。

面白くないことはないが、期待ほどではない。
まあ、ハッピーエンドであって、それだけはよかった。
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by callingu2 | 2008-05-13 11:27 | サスペンス

ディパーテッド

香港映画「インファナル・アフェア」のハリウッド版、マーティン・スコセッシ版ということなんだけど、
「インファナル・アフェア」を観てないので、どのくらいのリメイクなのかは分からない。

マーティン・スコセッシの作品というのは、
ギャング映画的な裏社会を描いたものが大半で、
しかも、くらーいやつ、というのがお決まり。
デカプリオの顔も好きじゃないし。

というわけで、どーなの?という先入観も若干ありつつ鑑賞。
でも、アカデミー作品賞もとってるしね。一応、おさえとかないと、ということで。

「ボーン・アイデンティティ」のマット・デイモン、
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のレオナルド・ディカプリオ、
正体不詳の主人公が縦横無尽に世界を飛びまくる二作品の主演が豪華に競演。

もともとの脚本がよいので、やはり引き込まれる。
150分の長編だけれど苦痛じゃない。(映画は120分までで作ってくれ主義)

美しいボストンを背景に、
ゆっくりたっぷり、マーティン・スコセッシ的な暗い世界を描き、
随所の緊張が、どきどきはらはらを引っ張ってくれる。
最後は、糸が切れたみたいにわけわからんちんな展開に突入するんだけれど、
その変調が面白い。

サスペンスとしては、なかなか素晴らしいと思う。
だがしかし、ちょっと人間ドラマとしては弱いかなあと。

たとえば、マット・デイモンがあっさり寝返るのが腑に落ちず。

精神分析医の女優も、きれいな人だと思うけれど、
人物がデフォルメされすぎている気がして、どうかと思う。

ジャック・ニコルソンは、前半はいいけど、後半は凄みに欠け・・・。

むしろ、「インファナル・アフェア」を観てみたくなった。
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by callingu2 | 2008-04-09 00:40 | サスペンス