「日常と映画の関係」で記事にする前のおぼえがき的映画第一印象メモ。


by callingu2
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カテゴリ:戦争物( 1 )

硫黄島からの手紙

アメリカ人が作ったという感覚は、うまい具合にまったくない。
日本人が作ったとしても、こうはならなかったと思う。

そして、スクリーンに広がる映像は、確かにハリウッドの力を感じる本格的な迫力。
やっぱり日本映画には作れないだろうなと思う。

最近、邦画で戦争モノが多いけど、正直、私のセンスからすると白けてしまうことが多い。
人物にリアリティが感じられないことが多いからだ。
戦争映画を作ってロマンを煽るのは、嫌い。
一方的な反戦モードも薄っぺらいと思う。
あくまであくまで、個人的センスの問題だけど。

「アルマゲドン」か?と思うような主題歌つきの戦争映画はちょっと・・・(「男たちの大和」をまだ見ていないのだけど、長渕剛の歌が私の足を遠のかせている。。。)

今回の映画を観るまで、正直、「戦争なんかいやや、いやや」としか思っていなかった私。
観終わって、でも誰かに攻め込まれたら戦わないわけにはいかないし(その状況を引き起こさないことが大事なんだけど)、じゃあ誰が戦うのかっていうと、あの時代は国家総動員だったわけで、普通の人でも国を守る、家族を守るための力にならなければならんかったのだと、なんかそのへんの気持ちが初めて分かった気がした。
死にたくないし、生きていたいし、誰も殺したくなんかないけど、でもその戦いを誰かに任せられるわけじゃなく、逃げ切れるわけじゃなく、その兵士一人の戦いが、もしかしたら一人の命を救えたかもしれないわけで。
実際、救われた命はたくさんあったと思う。
私が生まれてこれたのも、そのおかげなのかも。

死ぬことが分かっていても、最後まで戦うというのは、そういうことなんだなあ。
そうしないといけなかったんだなあ、とアメリカ映画に教えられてどうするとか思いながら、まあええ映画やったと思うわけです。
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by callingu2 | 2008-04-05 22:22 | 戦争物