「日常と映画の関係」で記事にする前のおぼえがき的映画第一印象メモ。


by callingu2
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ガープの世界

文学作品の映画化、という感じがする。

ロビン・ウィリアムスって、コミカルなんだけど、ちょっと狂気があるのよね。なんだか。

考えれば、そんな役が多い気がしません?

いまを生きる、フック、フィッシャー・キング、トイズ、
ジュマンジ、奇蹟の輝き、ストーカー、ナイト・ミュージアム・・・

ほら、どこかエキセントリックで現実感のない存在ばかり。。。

という俳優の映画出演初期の作品です、「ガープの世界」。

そしてまた、グレン・クローズという、これまた狂気キャラの人。

「ガープの世界」は、決してクレイジーな物語ではないが、
そこはかとなくクレイジーに浸されている。

ディティールにしても、物語の大きな節目にしても、
少々、グロテスクなテイストが。

セックスにまつわるエトセトラ。
不義や殺人。
エキセントリックなフェミニズム。

久々に、アメリカ的な作品を観た、という気がした。
アメリカの文学作品的な。
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by callingu2 | 2008-09-30 00:51 | ドラマ

新入荷12

「オリオン座からの招待状」

「夢」

「ガープの世界」
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by callingu2 | 2008-09-25 11:44

20世紀少年

観ましたよ。観ました。

原作を14巻まで読んでいきました。


原作は、文句なく面白い。
これぞ浦沢直樹!これぞ日本漫画の真骨頂!

あまりにもすばらしい。

スケールと深みとシンプルさを併せ持つストーリー。

練り上げられた構成。

圧倒的な画力。




・・・と、原作のすばらしさは置いといて。


映画ね。映画。



うーん、70点。



視点がどうしても、原作との比較になってしまうからなあ。

いいにしても悪いにしても。

で、原作が素晴らしいということは、この映画のストーリーも素晴らしいということで
それはもう、「映画化してくれた」っていうだけで得点。

そして、キャスティングの妙に、さらに得点。
確かによく似てる。

得点は「さらに倍」、っていう感じ。



原作と比べてみて。

まず、肝心なシーンが抜けている気がする。
後々の重要な伏線では?というシーンが。

でも、原作と映画は違う結末を用意すると聞いているので、
もしかしたら、あえてはずしたのかもしれない。



長編の小説や漫画の映画化作品にありがちだけれど、
物語を前に進めることに重点を置くあまり
(上映時間の都合でしかたないのは理解するが)
それぞれのキャラクターを語るエピソードが結構省かれてしまっていて、
どうしても深みに欠ける。

この作品は、やはり群像劇であって欲しい。
でも、原作を知らなければ、「こんなもんだ」と納得するレベルかもしれない。



純粋に映画として。

しょーじき、甘い。
しょーじき、ちゃちい。
このへん、日本映画だなーと思う。

60億円という製作費は、3部作全部でじゃないのかなあ?
出演料とCG製作費?


まずいと思うのは、

音。役者の演技。(特に主要キャラ以外の演技)

中途半端に漫画的。

というか、役者の演技を見るようなシーンがないんだな。
見せ場がない。


なんか、弱い。
印象として。



でもね。いいんだ。

面白いよ、普通に。
次も観たいし。


興行的に成功してますよ。



やっぱり圧倒的な原作がすべてを引っ張ってるし、
この社会現象的な感じ。お祭感。

みたいなものが十分すごい。

それでいいのよ。
それで。


流行の昭和ノスタルジーとか、「1969年」とか。
同時多発テロとか、細菌兵器とか。
少年の夢。おじさんヒーロー。

もう、キーワード的に、時代をおさえてるって思う。


だからいいのよ。


金曜日の朝、
通勤電車で右隣に座った若いサラリーマンが「20世紀少年」の単行本を読んでたのね。
左を見たら、「20世紀少年」のパンフレット読んでる男の人が立ってた。

うわー。って思った。



それでいいのよ。

映画には、そういう側面もあるのよ。
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by callingu2 | 2008-09-07 23:35 | SF