「日常と映画の関係」で記事にする前のおぼえがき的映画第一印象メモ。


by callingu2
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寝ずの番

マキノ雅彦こと津川雅彦監督の映画。

師匠役で長門裕之が出てますが、
いつもながら兄弟愛を感じさせます。
その他、端役が豪華なのもさすが。

上方落語の大御所が死んで、その弟子たちが通夜で寝づの番。

最近落語好きなので、落語の映画が観たいのです。
ああ、「しゃべれども、しゃべれども」も観なくては。

11月に赤城亭で聴いた、古典落語「駱駝」がモチーフになってまして、
死人のカンカン踊りなるものがくりひろげられたり。

下ネタ満載。

きっと、たかだか200年くらい前の世の中では、
人の頭の中はそんなことでいっぱいだったでしょう。
いえ、今だって、そう大差ないだろうけれど、
うまい具合にカモフラージュする知恵というか、
自意識が強くなっちゃって。

それがどこまでもオープンだった、
みんなで笑い飛ばして
短い一生にちょっとでも面白いものを見つけて
楽しくしようと歌って踊った時代。
その時代を現代に残す落語の世界。

伝統芸能というとストイックな響きですが、
落語家の日常というのは、笑いこそが粋。

三味線弾いて、下ネタ小唄を歌うわけ。

うーん、いいなあ。

津川雅彦は、確かに、こういう世界の粋を感じさせる役者だよなあと。
(本作に彼は出演してませんが)

わたしも、ふざけた一生を送って、ふざけた死を迎えたいなあ。
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# by callingu2 | 2008-04-02 22:04 | コメディ