「日常と映画の関係」で記事にする前のおぼえがき的映画第一印象メモ。


by callingu2
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観にいっちゃった。


で、感想・・・


ちょっと・・・きつい。


眠くなった。


画はいいんだけど。

物寂しい感じ、世界のどこかのどこにもない場所という趣のロケーション、奇妙なかいじゅうたち。

そういうのはいいんだけど。


なんというか、わがままで乱暴なこどもの世界が
そのまんま描かれてて疲れる。

全体に単調で起伏がないし。
共感もしにくい。

奇妙な絵本の世界を、そのまんま奇妙な映像にしちゃった感じ。


スノーマンみたいなのをイメージしてたのにな。。。


ちょっと残念。
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# by callingu2 | 2010-01-19 00:10 | ファンタジー

となり町戦争

たぶん、これの感想書いてなかったよね。

原田知世を久々に見た感じで、
でも、なんか、素敵だなーと思った。

もう40歳近いようなんだけど、まったくそう見えない。
透明感があって、気品があって、少女のようで。

あー、ああいうふうになれたらいいなあ。

私とはキャラがかけ離れてるか・・・

江口洋介も好きなの。
彼が20代だったころは全然好きじゃなかったけど、
今の彼は、落ち着きとやわらかさと、ピュアさと力強さが宿った感じ。
とてもよい。

という、魅力的なアラフォー二人が主役の映画。

低予算で作られたんだろうなーと思う、手作り感あり。
なんとなーく背景がチャチなのね。
登場人物も少ないし。

タイトルが「となり町戦争」。
小説の映画化だけど、「戦争」という響きと、映像のギャップが激しい。

これがまた、小説及び映画のテーマなんだけど。

淡々とした日常の背景に、生死がからむ戦争。しかも、となり町と。

理不尽さ極まる、一種のホラー。

無機質なムードに、原田知世のようなサイボーグっぽいビジュアルが、
とてもはまってた気がします。

映画としては、まー、それほど面白くもなかった。
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# by callingu2 | 2010-01-15 01:05 | サスペンス

(500)日のサマー

(500)日のサマー、よかった。

わたしごのみだった。

わたしごのみだったというのは、つまりリアルだったってこと。

恋がかなって有頂天になったり、
右も左も後ろも前も何も見えなくなったり、
いやな予感を見て見ないふりしたり、
失恋でぼろぼろになったり、
相手を憎んだり、恨んだり、
ふて寝したり、当り散らしたり、
絶望したり、たくさん壊したり、
そして、ある日、歩き出したり。

そういう恋のすべてがリアルだと思ったし、

同時に、

愛なんて信じないと言い切った人が、
運命らしきものに出逢って、またたく間に結婚したり、
今までの全部をあっさり「ただ違っていた」と言いのけて、
目の前の全部を全肯定してみたり、

そして、
結局それは、偶然でしかなかったり。

そういう恋のすべてがリアルだと思った。

そして、顔を上げて歩き始めてようやく、新しい恋が訪れたり。

ある恋の終わりの日は、別の恋の始まりの日。

そういう可笑しさと切なさが、
わたしごのみだった。


音楽もよかったし、画もよかった。

主人公が「映画も歌も嘘だらけだ!」と怒鳴り散らすシーンがあるんだけど、
それは、作者の言葉じゃないかな。

キレイごとだらけのラブストーリーは、
最高で最悪な恋を終えたばかりの人間には酷だ。

きっと、作者もそういう経験をしたのでしょう。

恋をする。
恋に傷つく。
それで気がつく。
成長する。

そういうことなんじゃないか、と思わせる。



日常と映画の関係でも記事にしました。
心の準備-(500)日のサマー-
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# by callingu2 | 2010-01-15 00:28 | ラブストーリー

アバター

やっと感想を書きます。
訳あって、公開日の初回に見た、3D「アバター」。

ざっとネットで評判見たけど、かなりいいね。
専門家だけじゃなくて、普通の映画ファンや、単なるミーハーや
たまたまクリスマスに映画デートで見たものすごく普通の人まで、
非常に評価が高い。

なによりも、3D映像そのものに対する感動。
素人がここまで反応できる技術とコンテンツというのは、ただ単純にすごいと思う。

モノクロとカラーの違いとか、モノラルとステレオの違いとか、
ドット画とポリゴン画の違いとか、そういう明確なレベルの違いがあるわけで。

「アバター」の10日ほど前に「カールじいさん」を見て、
劇場で3D映画を初めて観たんだけど(正確には子どものころ、ドラえもん映画で見たことあるけど)
予告編の「アバター」にびっくりした。

「カールじいさん」は飛び出す絵本レベルなんだけど、
「アバター」は、迫力というか臨場感というかね。
画がキレイというだけでは表現し得ないものがある。

なんかね。

おばあちゃんにも見せてあげたい、って思う感じ。

そんな「アバター」。

自然な3Dなのです。
テーマパークのアトラクションみたいに
隕石が飛んでくるとか、モンスターが襲い掛かってくるとか、
ほら、3Dだぞ!みたいな、これ見よがしの演出がなくて、とても自然。
それがいい。

世界を表現してるっていうのかな。
それも、ほんとのリアルじゃなくて、異星という、もうひとつのリアルを舞台にしているのがいい。

完全なリアルを追求するとアラが出るし、比較対象ができる。
CGは、完全なリアルには決して勝てないし、
あえてCGでやる意味もない。

CGでしか表現できない、もうひとつのリアルを
スーパーな技術で、ミラクルなセンスで、
作り上げてしまう、完成させてしまう、その説得力。
それは、技術的背景は多少違うにせよ、
スターウォーズ」や「ロード・オブ・ザ・リング」の境地に近い。
(個人的に、この2作品は別格の価値がある)

見たこともない異星人、植物、クリーチャー。
そこに普通の地球人と見慣れたものの延長線上にある機械文明。
「アバター」においては、これが違和感なく、一つの作品の中に表現されている。
ものすごいレベルのツクリモノなのだが、ツクリモノ感がほとんどない。
これは本当に肝心だ。

SFやファンタジーというのは、現実にないものを現実にないルールで表現するわけで
そこにどれだけ違和感を感じさせないか、自然に引き込むかが勝負。
観客を決して白けさせず、長時間退屈させず、物語に引き込み没頭させる。
夢の世界に引き込んで、夢から醒めさせない。
そう、ザッツ・エンタイメント。

テクニカルな部分での成功要因を分析するなら、
人間の世界とナヴィの世界を、基本的に分離した構造が素晴らしい。

生身の人間が異星人たちのなかに入っていくのではなく、
「アバター」という、もうひとつのリアルを借りて進入していくというギミック。
カプセルに入って、身体と意識を分離して、アバターに魂を宿らせる(=リンクする)というのが
正しくSFらしい面白さを生み出してもいるし、
作品そのものを「ただのエイリアンもの」や「ただの戦争映画」にしていない。

人間の世界は、私たちの世界であって、
ナヴィの世界は、夢の中の世界であって、
観客自身がジェイクのアバターに宿って、
ナヴィの世界を探検し、学び、習い、同化していくプロセスを経験する。
3D映画という体験を知る歓びを表現するのに、絶妙の構造だと言える。

そして、そのナヴィの世界で、遺憾なく発揮される
3D映像ならではの美しさや躍動感が観客を強く魅了する。
現実世界では脚が不自由で歩くこともできない主人公が、
夢の世界では自由に歩いて、走って、跳んで、戦える。

ファンタジックで魔法めいたナヴィの世界も、
こういうことがここでならありうるという説得力がじっくり描かれているので
素直に受け入れられる。

ストーリーは奇をてらわずシンプルなのがよい。
ジェームス・キャメロン自身が、
「みんなが知らない世界で、みんながよく知っているアドベンチャーを表現したい」と語ったとおり。

それは、この作品の主題というか、目的がシンプルだからこそ。
複雑で小難しい話にする必要は微塵もなかった。

(以下ちょっとネタバレ)

また、一方的にナヴィたちが勝たないというのもいい。
彼らの多くが死んだり、村を破壊されたりする、そういうシビアさもいい。
そんなにご都合主義的に、傷一つないとか、愛と勇気は文明にも勝つとか、
そういうのがなくていい。

「星を守るのは、星自身の意思」
という、まるでFF7で聞いたのと全く同じコンセプトのクライマックスは、
ものすごく妥当だと思った。

ちなみに、FF7のライフストリームや古代種、マテリア、魔晄エネルギーというコンセプトもダダかぶり。
「神聖なパワーがあふれる森で先祖と会話をできる」とか。
FF7が発売されたのが13年ほど前なので、
「構想14年」の「アバター」も少なからず影響を受けてると思われる。
クリーチャーやフィールドのデザインは、昨今のFFとそっくりだし。
(ファンタジーCGを追求するとそういう方向に行くのか?)

あと、「インディペンデンス・デイ」でやってるような、エイリアンと闘うぜエイエイオー!みたいなノリを
エイリアンが侵略者である地球人と戦うという構造で描くのが、自虐的で少し笑えた。

全体的に、必然性がある映画、と言えばよいですかね。
3D映画の金字塔とも言えるでしょう。

3Dありきで、それをベストな状態で見せるのに最高のストーリーと最高のモチーフ。
でも、とってつけたものじゃなく、自然に融合している。
それが素晴らしい。

3DでアクションやSFをやるのが当たり前になってしまったら、
この作品自体はどうということはなくなると思うのですが、
それでも意味があることをやったと思います。

これから、こういう方法論を踏んで、どんな新しいエンタテイメントが見られるのか、
とても楽しみに思います。


日常と映画の関係でも記事にしました。
デジタル化時代の到来-アバター-
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# by callingu2 | 2009-12-29 00:24 | SF

来年映画

お正月映画は個人的にいまひとつなんですが(「アバター」はよかったけど)

来年1月後半以降、見たい映画が満載!!!


1月


かいじゅうたちのいるところ

今度は愛妻家

サヨナライツカ

ゴールデンスランバー
http://www.golden-slumber.jp/


3月

シャーロック・ホームズ
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/release/2009/06/6222/


4月

アリス・イン・ワンダーランド
http://www.disney.co.jp/movies/alice/



特に、私の大大大好きなイギリス小説を映画化した、
シャーロック・ホームズとアリス・イン・ワンダーランドは必見。

ホームズがロバート・ダウニー・Jrで、ワトソンがジュード・ロウってのが、もう・・・。
(ドラッグで捕まろうがなんだろうが、いくらでも復活してしまうロバート・・・)
しかも監督は、私が最も好きな監督の一人、ガイ・リッチー!

「アリス・イン・ワンダーランド」は、ティム・バートン&ジョニー・デップの鉄板コンビ。
名作「チャーリーとチョコレート工場」を髣髴とさせる色鮮やかでクレイジーな世界が本当に楽しみ。
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# by callingu2 | 2009-12-27 23:13