「日常と映画の関係」で記事にする前のおぼえがき的映画第一印象メモ。


by callingu2
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観にいっちゃった。


で、感想・・・


ちょっと・・・きつい。


眠くなった。


画はいいんだけど。

物寂しい感じ、世界のどこかのどこにもない場所という趣のロケーション、奇妙なかいじゅうたち。

そういうのはいいんだけど。


なんというか、わがままで乱暴なこどもの世界が
そのまんま描かれてて疲れる。

全体に単調で起伏がないし。
共感もしにくい。

奇妙な絵本の世界を、そのまんま奇妙な映像にしちゃった感じ。


スノーマンみたいなのをイメージしてたのにな。。。


ちょっと残念。
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by callingu2 | 2010-01-19 00:10 | ファンタジー

(500)日のサマー

(500)日のサマー、よかった。

わたしごのみだった。

わたしごのみだったというのは、つまりリアルだったってこと。

恋がかなって有頂天になったり、
右も左も後ろも前も何も見えなくなったり、
いやな予感を見て見ないふりしたり、
失恋でぼろぼろになったり、
相手を憎んだり、恨んだり、
ふて寝したり、当り散らしたり、
絶望したり、たくさん壊したり、
そして、ある日、歩き出したり。

そういう恋のすべてがリアルだと思ったし、

同時に、

愛なんて信じないと言い切った人が、
運命らしきものに出逢って、またたく間に結婚したり、
今までの全部をあっさり「ただ違っていた」と言いのけて、
目の前の全部を全肯定してみたり、

そして、
結局それは、偶然でしかなかったり。

そういう恋のすべてがリアルだと思った。

そして、顔を上げて歩き始めてようやく、新しい恋が訪れたり。

ある恋の終わりの日は、別の恋の始まりの日。

そういう可笑しさと切なさが、
わたしごのみだった。


音楽もよかったし、画もよかった。

主人公が「映画も歌も嘘だらけだ!」と怒鳴り散らすシーンがあるんだけど、
それは、作者の言葉じゃないかな。

キレイごとだらけのラブストーリーは、
最高で最悪な恋を終えたばかりの人間には酷だ。

きっと、作者もそういう経験をしたのでしょう。

恋をする。
恋に傷つく。
それで気がつく。
成長する。

そういうことなんじゃないか、と思わせる。



日常と映画の関係でも記事にしました。
心の準備-(500)日のサマー-
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by callingu2 | 2010-01-15 00:28 | ラブストーリー

アバター

やっと感想を書きます。
訳あって、公開日の初回に見た、3D「アバター」。

ざっとネットで評判見たけど、かなりいいね。
専門家だけじゃなくて、普通の映画ファンや、単なるミーハーや
たまたまクリスマスに映画デートで見たものすごく普通の人まで、
非常に評価が高い。

なによりも、3D映像そのものに対する感動。
素人がここまで反応できる技術とコンテンツというのは、ただ単純にすごいと思う。

モノクロとカラーの違いとか、モノラルとステレオの違いとか、
ドット画とポリゴン画の違いとか、そういう明確なレベルの違いがあるわけで。

「アバター」の10日ほど前に「カールじいさん」を見て、
劇場で3D映画を初めて観たんだけど(正確には子どものころ、ドラえもん映画で見たことあるけど)
予告編の「アバター」にびっくりした。

「カールじいさん」は飛び出す絵本レベルなんだけど、
「アバター」は、迫力というか臨場感というかね。
画がキレイというだけでは表現し得ないものがある。

なんかね。

おばあちゃんにも見せてあげたい、って思う感じ。

そんな「アバター」。

自然な3Dなのです。
テーマパークのアトラクションみたいに
隕石が飛んでくるとか、モンスターが襲い掛かってくるとか、
ほら、3Dだぞ!みたいな、これ見よがしの演出がなくて、とても自然。
それがいい。

世界を表現してるっていうのかな。
それも、ほんとのリアルじゃなくて、異星という、もうひとつのリアルを舞台にしているのがいい。

完全なリアルを追求するとアラが出るし、比較対象ができる。
CGは、完全なリアルには決して勝てないし、
あえてCGでやる意味もない。

CGでしか表現できない、もうひとつのリアルを
スーパーな技術で、ミラクルなセンスで、
作り上げてしまう、完成させてしまう、その説得力。
それは、技術的背景は多少違うにせよ、
スターウォーズ」や「ロード・オブ・ザ・リング」の境地に近い。
(個人的に、この2作品は別格の価値がある)

見たこともない異星人、植物、クリーチャー。
そこに普通の地球人と見慣れたものの延長線上にある機械文明。
「アバター」においては、これが違和感なく、一つの作品の中に表現されている。
ものすごいレベルのツクリモノなのだが、ツクリモノ感がほとんどない。
これは本当に肝心だ。

SFやファンタジーというのは、現実にないものを現実にないルールで表現するわけで
そこにどれだけ違和感を感じさせないか、自然に引き込むかが勝負。
観客を決して白けさせず、長時間退屈させず、物語に引き込み没頭させる。
夢の世界に引き込んで、夢から醒めさせない。
そう、ザッツ・エンタイメント。

テクニカルな部分での成功要因を分析するなら、
人間の世界とナヴィの世界を、基本的に分離した構造が素晴らしい。

生身の人間が異星人たちのなかに入っていくのではなく、
「アバター」という、もうひとつのリアルを借りて進入していくというギミック。
カプセルに入って、身体と意識を分離して、アバターに魂を宿らせる(=リンクする)というのが
正しくSFらしい面白さを生み出してもいるし、
作品そのものを「ただのエイリアンもの」や「ただの戦争映画」にしていない。

人間の世界は、私たちの世界であって、
ナヴィの世界は、夢の中の世界であって、
観客自身がジェイクのアバターに宿って、
ナヴィの世界を探検し、学び、習い、同化していくプロセスを経験する。
3D映画という体験を知る歓びを表現するのに、絶妙の構造だと言える。

そして、そのナヴィの世界で、遺憾なく発揮される
3D映像ならではの美しさや躍動感が観客を強く魅了する。
現実世界では脚が不自由で歩くこともできない主人公が、
夢の世界では自由に歩いて、走って、跳んで、戦える。

ファンタジックで魔法めいたナヴィの世界も、
こういうことがここでならありうるという説得力がじっくり描かれているので
素直に受け入れられる。

ストーリーは奇をてらわずシンプルなのがよい。
ジェームス・キャメロン自身が、
「みんなが知らない世界で、みんながよく知っているアドベンチャーを表現したい」と語ったとおり。

それは、この作品の主題というか、目的がシンプルだからこそ。
複雑で小難しい話にする必要は微塵もなかった。

(以下ちょっとネタバレ)

また、一方的にナヴィたちが勝たないというのもいい。
彼らの多くが死んだり、村を破壊されたりする、そういうシビアさもいい。
そんなにご都合主義的に、傷一つないとか、愛と勇気は文明にも勝つとか、
そういうのがなくていい。

「星を守るのは、星自身の意思」
という、まるでFF7で聞いたのと全く同じコンセプトのクライマックスは、
ものすごく妥当だと思った。

ちなみに、FF7のライフストリームや古代種、マテリア、魔晄エネルギーというコンセプトもダダかぶり。
「神聖なパワーがあふれる森で先祖と会話をできる」とか。
FF7が発売されたのが13年ほど前なので、
「構想14年」の「アバター」も少なからず影響を受けてると思われる。
クリーチャーやフィールドのデザインは、昨今のFFとそっくりだし。
(ファンタジーCGを追求するとそういう方向に行くのか?)

あと、「インディペンデンス・デイ」でやってるような、エイリアンと闘うぜエイエイオー!みたいなノリを
エイリアンが侵略者である地球人と戦うという構造で描くのが、自虐的で少し笑えた。

全体的に、必然性がある映画、と言えばよいですかね。
3D映画の金字塔とも言えるでしょう。

3Dありきで、それをベストな状態で見せるのに最高のストーリーと最高のモチーフ。
でも、とってつけたものじゃなく、自然に融合している。
それが素晴らしい。

3DでアクションやSFをやるのが当たり前になってしまったら、
この作品自体はどうということはなくなると思うのですが、
それでも意味があることをやったと思います。

これから、こういう方法論を踏んで、どんな新しいエンタテイメントが見られるのか、
とても楽しみに思います。


日常と映画の関係でも記事にしました。
デジタル化時代の到来-アバター-
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by callingu2 | 2009-12-29 00:24 | SF
「カールおじさん」って言っちゃう。

そりゃカルビーだって。


きのう、見てきました。
3Dメガネかけて。


序盤の回想シーンがすごく切ない。
そこだけで泣ける。

だけど、途中からそういうことは全部忘れちゃうんだけど。

後半は、小技なギャグ満載で笑えます。
WALLIEよりだいぶよかった。

わざとらしいほど笑いすぎな女子グループがいて、
あれは勘弁して欲しかったけど。

そういえば、久々に吹き替えで映画観たな。
映像に集中できて、意外と良かった。


3Dっぽさは、あるんだけど、まあ、飛び出す絵本的な。
きれいで楽しいけどね。

近視なんで、メガネの上に3Dメガネすると、
重いし、うっとうしい。
あれ、なんとかならんか。


てか、「アバター」を3Dで観なきゃだめでしょ。
予告編観て、これぞ3Dって迫力だったよ。

この際、ストーリーとかはどうでもいいんですわ。
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by callingu2 | 2009-12-22 00:30 | アニメ

THIS IS IT

日常と映画の関係に掲載済み


伝説かおとぎ噺-THIS IS IT-
http://escargot1.exblog.jp/9448047/

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by callingu2 | 2009-12-22 00:17

天使と悪魔

天使と悪魔とかっていうと、

天使のような~悪魔の笑顔~

という、どっちやねん的なマッチの歌が聴こえてくるのは私だけでしょうか?

「ダ・ヴィンチ・コード」の続編、「天使と悪魔」を観て来ました。
有楽町マリオン、日劇へ。

なんかちょっとキレイになりましたね、ここ。
東宝シネマになって。
日本一大きなスクリーンです。

作品の方は、結構面白かった!

前作同様、話は、なんかキリスト教世界のことなので難しいんやけど。
そんなこと深く考えずに、おおざっぱーに観てれば、十分楽しい。

ちょっとだけ久しぶりに見た気がする、ユアン・マクレガー。
好青年風典型的アングロ・サクソン君。

話が二転三転して、おっと、なるほど、そうか、へーと思う。

ローマの街が鮮やかに切り出される数々のシーンは、大変美しく。

ダイナミックさでは前作の方が優れていたと思いますが、
いい感じに見せ場があって、ドキドキハラハラ、
ミステリー&アクション映画として正しい感じがしました。

ナショナル・トレジャーとかと同じ感じなんだけど、
舞台がヨーロッパだけに、もうちょっと詩的。

後半最大の見せ場、とーっても美しくて、大迫力で、感動的なシーンがあります。

あれ、いいねえ。
後々まで反芻しちゃうねえ。

映画は娯楽。これでよしなのです。
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by callingu2 | 2009-05-18 00:04 | ミステリー

レインフォール

どう考えても、それ、面白くないでしょ。と最初から分かっている映画なのに。
それなのに、観てしまいました。

映画関係の仕事をしている友人に、半額券あるからと誘われ、
「勉強のため」とか言って。

友人は、この映画を観る前に、「レッドクリフPart2」を観てきたそうです。

私もそれがよかったー!!!そっちがよかったー!!!

ていうか、「スラムドック&ミリオネア」が観たい!!!!


なのに、天気のよい土曜日に、「レインフォール」ですよ。有楽町にて。

4月25日に公開されたばかりだそうですが、既に館内ガラ隙き。
GWとは思えません。


椎名桔平と長谷川京子にゲイリー・オールドマン。

狙ったのは、「ボーン・アイデンティティー」と「ブラックレイン」を足して2で割った方向性でしょう。
あくまでも、「狙ったのは」ね。

狙ってはずしてますけど。もちろん。

CIA、警視庁、ヤクザ入り乱れるサスペンス。
くらーいTOKYOと、無意味に挿入されるNYCと。

サスペンスなのに、ほとんど台詞で説明してしまう、ダラダラさかげん。
ステレオタイプなキャラクターたち。

イメージショット的無駄な映像。

プロットが違和感だらけで、もうとにかく全然面白くない。

Time is Moneyだよー

なんでこんなの観ちゃったんだか。
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by callingu2 | 2009-05-10 16:40 | サスペンス
90年代半ばに公開された映画だが、私は知らなかった。
この映画を観て人生を変えたという人の話を聞いて、DISCUSで借りた。

主演のショーン・アスティンは、
ロード・オブ・ザ・リングのサム役だったり、
「24」でもヘタレエリート上司役だったり、
地味だが面白い役をやっている人。

ていうか、サムとあのヘタレ上司が同一人物だったとは。

本作は、大学アメフトの映画ということで、
日本人にはなじみの薄いテーマ。

といっても、メインはアメフトというより、とある青年が夢を追って努力する青春ドラマで
スポーツスポーツしているわけではない。

ちなみに、実話が元になっているんだそうだ。

この青年、アメフトの才能がない。
そもそも体格がよくない。

それどころか、大学に入学できる学力がなく、
親には通学させる経済力がない。

子どものころから、名門ノートルダム大学のアメフト部でプレーするのが夢だったルディが
一度は夢を諦めて製鉄所で働くという道を選ぶものの、
親友の事故死をきっかけに、もう一度と決心して仕事を辞め、
猛勉強して大学に入学し、さらにアメフト部で万年補欠をやりながら努力し続けるという・・・

こう書いてしまうと、ものすごい根性モノという感じなのだけど、
作品自体は、嫌味がない。
あまり大げさな感じがなく、淡々と描かれている。

試験に何度もすべってしまったり、
到底レギュラーになんてなれなかったり。

でも、もう、意志のパワーだけで、彼は努力をやめない。

意地になっても、なんであっても、
夢を実現するために、なにがあっても絶対に必要なことは、
やめないこと、続けること、諦めないこと。

周囲からは、心ないことを言われ、
時に、愛する者が去ったり、不安に押しつぶされそうになったりする。

器用じゃない。
うまい生き方じゃない。

でも、最後に彼は夢を実現するし、
その軌跡が、周囲の心を揺さぶる。

もうだいぶ前だけれど、私がブログに「信じるというゲーム」という詩のことを書いたことがあって、
http://escargot1.exblog.jp/1034217/
そのことを思い出した。

この映画を観て人生を変えたという人は、
それをきっかけにすごく努力して、この映画の舞台である大学に入学した。

時に、映画には、そんな力が本当にあるんだなあ。
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by callingu2 | 2009-04-28 00:02 | ドラマ
ボーンシリーズっていいなあ、って思うのですよ。

アクションなんだけど、知的で、影があって。

映像の質感がいい。

全体に灰色がかっていて、いつも曇ってる感じ。

ヨーロッパの暗い暗い空。

無国籍感というか、国際的に飛び回る感じもいいよね。

たとえば、007やミッションインポシブルも同様に、ワールドワイドな感覚があるけど
それらが基本明るいっていうか、アホっぽいというか、エンタメっぽいというか、
そういうトーンであるのとはまた違った、
くらーさがあってね。

主人公はあんまりしゃべらないしね。笑いもしない。

女にもてまくったりもしない。
色気少なくストイック。

お色気美女も出てこないしね。

本作ヒロインのジュリア・スタイルズとか、どう見ても美人じゃない。
デボン青木かと思った。
ボンドガールにはまずなれないでしょう。

まあ、あんくらいの方がリアルってもんだけど。
マット・デイモンとのバランスもとれてるような。

ああ、そういう意味では、全体的に
ボーンシリーズって、マット・デイモンのはまり役なのかもね。
寡黙で、知的で、タフで、そいでもって、地味。
マット以外に、これをやる役者がいたかと考えても、
なかなか思い当たらない。

なるほど。

アクションシーンは、タンジールの狭い路地を使ったところとか面白かった。
イスラムの街は迷路みたいで、物語が生まれやすい。
このへんは、007を観てる気分になったけど。

今回、3部作の完結編ということで、ボーンの正体や過去が判明するんだけど、
それ自体は、ちょっと弱かったかなという印象。

胸に来る感じはない。

どうしてボーンが記憶を失う決意をしたのかとか、
失う以前の生活はどんなだったのかとか、
そういうのがよく分からないままだった。

切なさが足りないかなあ。

でも、もう続編は作らなくていいよ。
これで、完結にしよ。
十分、面白かったから。
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by callingu2 | 2008-12-16 10:56 | サスペンス

WALL・E

なんか最近、珍しく新作観てるな、って感じでしょ。

そうなんです。新作を観ています。
もちろん映画館で。

しかも、拡大ロードショー系。

なんでかっていうと、広告代理店で営業やってる友人が某ハリウッド系映画会社の担当になって、その人が、やたら私を誘うからです。

映画いこーぜーと。

仕事的に、新作を観なくちゃいけないけど、ひとりで行くの、さみしーから。っていう。

いい感じに、付き合わされてます。

まあ、映画の誘いとゴルフの誘いは、断る術がないわたくし。
しょーがねーなーとご一緒に。

で、「WALL・E」。

公開翌日に行きました。
久々の品川プリンスシネマ。

もうね。これ、ホラーに次いで、私が苦手とする分野。

ハリウッドアニメ。

食わず嫌いはしない主義だから、観るけどね。ああ、観るけどさ。

でも、「WALL・E」。

まあ、ええ話といえばええ話なわけやけど。

ハリウッドアニメって、ディティールが異様に現実とリンクしてたりするわりに
全体的な世界観とかストーリーとかキャラ設定が中途半端で、
ロボットとか動物とかを一面的に擬人化しすぎてて、
もう、あかんねん。こういうの。

風刺が直接的なのも、好みじゃない。

とにかくね。全体的に好みじゃない。

面白いか?面白い映画か?


まあ、ふつーじゃない?

こどもに見せればいーんじゃない?


いいとも悪いとも言えないです。
好きな人は好きだろうて、みたいな。


毒にも薬にもならん映画です。


観たって事実が大事ということで。

あー、あれね。あれ、いーんじゃない?まあまあよ。って言えることが重要で。


なので、私はこれからも食わず嫌いせず映画を観ます。
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by callingu2 | 2008-12-08 17:00 | アニメ