「日常と映画の関係」で記事にする前のおぼえがき的映画第一印象メモ。


by callingu2
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アモーレス・ペロス

なるほど。なるほど。です。

「21g」「バベル」。

どちらも私の頭をガツンとやった作品ですが、
これにつながる処女作が「アモーレス・ペロス」。

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督です。

そして、「11'9''01/セプテンバー11」にも参加してますね、この人。

この「11'9''01/セプテンバー11」というのは、各国11人の映画監督が911のテロを題材に
11分9秒1フレームの映像作品を作ったオムニバス映画で、
日本からは今村昌平が参加していたりしてます。

イニャリトゥ監督は、このオムニバス映画に
メキシコ代表として、衝撃的な作品を提供してます。
メディアが報道をする音声をバックに、
崩壊するビルと、そこから次々と飛び降りる生きた人間の影が映るという。
延々と11分。
もちろん、911発生時の実際の映像。

神の光は我々を導くのか、それとも、目をくらませるのか?

というアラビア語のメッセージが出ます。

とかなんとか、「アモーレス・ペロス」の記事なのに、全然違う映画のこと書いてますが、
とにかく、このイニャリトゥ監督って、日本公開されている4作品しかないんですが、
私、なにげに全作品観てて、いずれもなかなか印象に残ってて。

「21g」「バベル」「アモーレス・ペロス」、基本的な構成は、いずれも
時間軸破壊ザッピング群像劇です。
観客の混乱と作中の人物たちの混乱を同化させるようにして、
テンションを上げていく。

一つの事件を複数の視点から描き、
小さなきっかけが歯車を狂わせていく、人の妙というか、
この世の業というか、そういった緊張を、
時に暴力的に、時に切なく、時に恐ろしいほど美しく表現してしまう。

・・・と、これ以上書くと「第一印象」の枠を超えてしまうので、
これ以上は書きません。
(いつか本ブログで記事にするつもりだから)

で、「アモーレス・ペロス」は、犬ですわ。犬。
キーワードは、犬。

ガエル・ガルシア・ベルナルがブレイクしたきっかけとなった作品でもあるようで。
彼、今、ものすごい出てますもんね。
ハリウッドはじめ、スペイン、ブラジル、最近ではフランス映画にも出てます。

いい男は、世界のどこにいても、注目を免れ得ない、ということですね。
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by callingu2 | 2008-04-09 00:50 | ドラマ